オアスタジオは、『絵師を目指す人のブログ』としてイラスト上達の知識を始め、幅広いホビーを共有するブログです!

【板タブ、液タブ徹底比較!!】結局どれがいいの?ズバリ絵を描くなら○○!?



目次

はじめに!!

デジタルでイラストを描く時に必ずと言っていいほど話題に出るのがこの二つ。

板タブレット(通称板タブ)と液晶タブレット(通称液タブ)

これらはプロのイラストレーターも使っている道具であり、絵を描くものなら一度はあこがれるはず!ですがそんな道具も今の時代手が届いてしまうのです!!すごい!

Twitterやpixivで絵を投稿したい!イラストレーターになりたい!でもどれ買えばいいん???

筆者も絵を描き始めて2年になりますがこの問題に頭を抱えました!!

「結局どっちがいいんだよ!!!教えてくれぇ~‼」

そんな疑問にお答えします!

板タブと液タブって何?数あるその種類について

え?そこから?いえいえ、大丈夫ですよ!しっかり説明します!

液晶ペンタブレット

説明

液晶付きのペンタブレットを液晶ペンタブレット、略して液タブ!とよびます。基本的にアナログ感のある操作で親しまれており、アナログで長く描いていた方は使いやすく感じる道具です。

価格が高いのはこちらで、同じワコム製品の板タブと比べても2~3万円ほど変わってきます。

メリット
  • 液晶が一つ増えることで作業の幅が広がる
  • 色が正確に映し出される
  • 操作しやすく慣れやすい
  • 板タブとしても使える!?

まとめ 操作が楽で高いディスプレイ要らず!

デメリット
  • 比較的高い価格
  • どうしても前傾姿勢になりがちなので腰が痛い
  • 手で画面が隠れてしまう

まとめ 財布と腰への負担・・・

板タブレット

説明

液タブとは対照的に液晶がないただの板がついたものが板タブレット、略して板タブ!です。(このネーミング皮肉ですよね・・・)

こちらは液晶がないためパソコンなどのモニターを見ながら作業する形です。また価格も液晶タブレットに比べると安い印象です。

メリット
  • 価格が安い
  • 壊れにくい
  • 前を向いて作業するので腰への負担が少な

まとめ 財布と腰にやさしい!

デメリット
  • モニターを見ながら手元で作業するので慣れが必要
  • 色が正確に出る(sRGBカバー率等)モニターが必須

まとめ 結局金がかかる(時間もかかる)

板タブと液タブの選び方!メーカー、価格、用途

どうでしょうか?なんとなくこっちのほうがいいなって思いましたか?

さて!いよいよ本題です!!つぎはどのメーカーがいいのか?ざっくりと分かりやすく説明します。

国内メーカー

wacom ワコム

説明

初心者からプロまで愛用するメーカーです!種類とサポート、そして安定性においてはこのメーカー一強の部分もあります。

板タブ

多くのプロが使っているものがこのシリーズになります。

  • 筆圧レベルが8192レベルまで対応!
  • S~Lサイズ
  • 価格は3~4万円台
  • ペンは充電なし

まとめ イラストを仕事で描きたい人向け

Intuos small

板タブ

初心者向けのモデル、でも性能は高い。

  • 筆圧レベルは4096(十分)
  • S~Mサイズ
  • 価格は8000円~
  • ペンは充電なし

まとめ 板タブを試したい初心者向け

液タブ

初心者からプロまで使うモデルがCintiqシリーズ、その中でもコスパも性能も文句のない商品です。

  • 筆圧レベルは最高8192レベル(機種によります)
  • サイズは13インチ~22インチ以上
  • 価格は4万~
  • ペンは充電なし

まとめ 初心者からプロまで使える

海外メーカー

XP-PEN

説明

XP-PENは中国のメーカーです。したのフイオンと同じく価格は安く性能も申し分ないので気軽にお絵描きをしたい人におすすめです!

フイオン

説明

フイオンも中国のペンタブレットメーカーです。価格の安い製品が比較的に多く、筆圧レベルも2048と申し分ない機能です。また、初心者にも扱いやすいことでも有名です。

ワコムと比べると同じSサイズの板タブでも2倍ほども安く済んでしまうので揺らぎますね~!

ugee

Ugeeは中国のメーカーです。他の中華メーカーと異なり主に液晶ペンタブレットを販売しています。Ugeeの液晶ペンタブレットもXP-PENやHUION同様にとても安価で販売されています。

Wacomと海外メーカーのメリット、デメリットは??

国内メーカー

メリット
  • 安定性と信頼性
  • 発色が良い
  • 取扱店が多く必要なパーツが手に入りやすい

まとめ 快適な環境が得られる

デメリット
  • 価格が高い

まとめ 価格が高い!

海外メーカー

メリット
  • 価格が安い
  • 価格以上の性能

まとめ 環境よりも価格を抑えたい方

デメリット
  • 不安定な場合や個体差がある
  • ポインター(カーソル)のズレ
  • ドット抜けや発色の問題
  • パーツがネット以外で入手し難い

まとめ 価格相応

Q.おすすめのメーカーは?A.僕はwacomです。

ここまで軽く紹介したのですが、おそらくここへたどり着いた方はこんな噂を目にしているのではないのでしょうか?

中華メーカーはペン先がずれるよ~!!という噂・・・

実は僕もそれが気になって液タブ等の取扱店でためし描きをしたんですよね。

なんとズレるんですよね・・・( ^ω^)・・・

結論 4万ならWacom One 6万ならCintiq 16を買うと安心!

中華メーカーの液タブも弱点を自分で直せば十分使える超コスパ化するんですけど大抵心が折れて買い替えるんですよね・・・

それを見て体感して僕が導き出した答えは・・・

長時間描く人は板タブ! 直感的な操作がいい人は液タブ!

板タブならIntuos Pro large 液タブなら Cintiq 16!

現在Cintiq 16FHDを使って一年になりますが故障、トラブル0なので本当に安心です!!

もしも1万、2万円しか予算がないという学生さんはIntuos smallをお勧めしますが板タブであれば中華メーカーも全然ありかと思います!ですが絶対に店頭で試し描きをしてください!(後悔しないため)

iPadという選択肢もありますし絵以外でも使えるのでそちらもおすすめです!

意外と田舎のパソコンショップにも置いてあったりするので試し描きすると一発で自分の答えがわかります!!